ほくろは増えるのか。

ほくろは誰しもが持っているものですが、加齢にともなって、増えてきたように感じることがあります。

皮膚内のメラノサイトが異常に密集している、組織の異常なのですが、異常の発端はその人の胎児期まで遡ります。

つまり皮膚を形成した際、すでに異常密集は始まっていて、発現部位は決まっているのです。

その後の加齢につれて、紫外線などの刺激により、メラノサイトがメラニンを異常産生すると現れてくるのです。

ほくろが加齢と共に増えてくるようになるのは、皮膚の加齢現象の一種だとされています。

中心部から発毛を認めることがありますが、これは毛根が生きていた場合です。

太く黒々とした毛が生えるのは、母体であるメラノサイトの細胞としての性質が変化しているためです。

ほくろと同じような症状でも 老人イボ と呼ばれるシミのようなものは、“脂漏性角化症”といわれる、良性の腫瘍です。

良性の腫瘍で心配ありませんが、顔など目立つ場所にできた場合は、炭酸ガスレーザーによる治療をお勧めします。

ほくろの大部分は5mm以下の大きさであることから、日がたつにつれ大きくなってくるものは注意が必要です。

特に痛みも感じず、いびつな形をしているものは、悪性黒色腫の恐れがありますので、速やかに専門医に相談することが大切です。

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